デグーとの暮らし〜必要なもの・ケージの選び方・懐いてもらうコツなどまとめてみました

デグーとの暮らし〜必要なもの・ケージの選び方・懐いてもらうコツなどまとめてみました

今回は我が家の家族、デグーマウスの四谷さん(よっちゃん)について。よっちゃんは3匹目のデグーで、デグー飼育歴はかれこれ9年目になります。感情表現豊かでとっても賢い、人に懐いてくれる可愛いデグーのこと、飼育に必要なもの、ケージの選び方、懐いてもらうコツなど、これまでの経験をもとにまるっとまとめてみました。

1. 感情豊かでとっても賢い!人に懐いてくれる可愛いデグー

“歌うねずみ”と呼ばれているげっし類(ねずみ)のデグーマウス。「ピルピルピル…」とまるで歌っているようにおしゃべりしてくれます(声量はインコなどの小鳥よりずっと小さいです)。こちらの鳴き真似に応えてくれたり、家族の会話に参加してきたり、眠っているときに寝言を言ったり、、感情に合わせてさまざまな鳴き声でおしゃべりします。

デグーはハムスターより大きく、モルモットより小さいくらいのサイズ感で、平均寿命は5〜8年ほど。茶色っぽいカラーのノーマルの他、グレーやホワイト、ベージュっぽいカラー、マーブル模様のデグーもいます。

とても賢く、「お手」や「おまわり」など芸を覚えることもできるほど。私はハムスター飼育歴も長いのですが、ハムスターと比べてデグーは学習能力が高いので飼い主とコミュニケーションをとることができ、人に懐きやすいねずみです。

我が家のデグーも、膝の上でごはんを食べてくれたり、首の周りや腕の裏側をなでなでマッサージすると「きもちいい〜!」の顔をしてそのままウトウト…。

デグーの警戒心0の寝姿はとっても可愛いです♡

2. デグー飼育に必要なもの

10年前はデグーについての情報が少なく飼育方法も手探りでしたが、最近ではデグーの飼育方法についての研究も進んできました。それでもまだ専門家によって見解はまちまち。我が家もさまざまな考え方を取り入れつつ、自分の経験ももとに試行錯誤を続けています。

デグーをお迎えするにあたって必要なものを書き出してみました。いずれもペットショップやネットで購入することができます。

・ケージ&ケージを置くスペース
ハムスターよりも体が大きいので、ある程度広さのあるケージが必要です。合わせて、その大きなケージを置けるスペースをおうちの中に確保する必要があります。

・えさ
デグー専用のペレットとチモシーを用意します。主食であるチモシーは基本食べ放題にしておき、栄養を補うためのペレットは毎日一回そのときの体重に合わせた適量をあげています。

・えさ入れ
洗って清潔に保てる&齧られない陶器製の容器がペレット入れにはおすすめです。専用のものでなくても陶器の小皿などで代用できます。チモシー入れも販売されていますが、我が家のデグーたちはすぐに全て引っ張り出してしまっていたのでもう使っていません。汚れてしまうのでこまめにチモシーは入れ替えます。


・給水器
選んだケージに設置可能なタイプを用意しましょう。


・回し車
ハムスター用ではなく、デグー用として販売されている大きな回し車を用意しましょう。我が家では、糞や尿がたまらないメッシュ構造でいて音が静かな「SANKO メタルサイレント 25 」を使用しています。ケージの壁面にひっかけたり、床に直置きして使うことができます。


・齧れる登れる木製のステップや巣箱など
上に登ったり、齧ったり、中に入ったりできる木製のおもちゃがさまざまなデザインで販売されています。ケージに設置できるものを選びましょう。


・床材
ケージの床がすのこ状になっているものは、すのこの下に糞や尿がたまるので、消臭のために猫砂や犬猫用のトイレシートなどを敷きます。床がすのこになっていないケージの場合はデグーが直接床材に触れるので、直接触れても口に入っても安全なものを選びましょう。我が家がこれまで使ってきて消臭効果がありよかったものは「ネイチャーランド」(バクテリアの働きで排泄物を分解し、脱臭してくれる土)と、「ハリネズミリター」(再生紙の床材)です。


・砂浴び場所
デグーはお風呂に入る代わりに砂浴びをします。小動物専用の砂浴び用の砂を用意しましょう。ケージの中に砂浴び場所を作ってあげる方法もありますが、砂が糞尿で汚れて臭くなってしまうので、我が家ではケージ掃除のタイミングで、砂を入れた虫かごにデグーを移し、砂浴びをして待っていてもらいます。

・暑さ、寒さ対策
暑さや寒さ、湿気に弱いので、寒い冬は小動物用のヒーター(ケージに合わせてケージ内に入れるタイプ、外付けタイプなど、設置可能なもの)を用意。夏は我が家ではクーラーを24時間、27〜28度設定でつけっぱなしにしています。

3. デグーの飼育ケージの選び方

デグー飼育には高さのあるものを、という考え方もありますが、一方で高さがあると落下して骨折のリスクがあるので高さよりも広さが大事、という意見もあります。個人的には安全性が保たれた、運動できるちょっとした高さと適度な広さがいいのかなと思っています。

そんなデグー飼育用のケージですが、大きく分けて3種類あり、それぞれにメリットデメリットがあります。我が家もさまざまな市販のケージを使い、自作もしてきました。

・金網ケージ

一般的によく見る金網タイプのケージ。我が家でこれまで使ってきたのは「イージーホーム40ハイ」「イージーホーム80ハイ」です。

メリット
・比較的安価で購入できる。
・隙間からいつでも気軽にごはんをあげて触れ合える。
・前面部に扉があるのでデグーと触れ合いやすい。
・ステップや回し車などの設置がしやすく自由度が高い。
・軽いので移動させやすい。

デメリット
・金網を齧ることで不正咬合の原因になる。
・金網を齧る音が気になる。
・周りに糞やチモシーなどが飛び散ってしまう。
・見た目がごちゃごちゃしてしまいがち。

不正咬合とは、ケージを齧るなどして噛み合わせが悪くなってしまう状態。デグーの歯は伸び続けるので噛み合わせが悪くなると食事ができなくなったり歯が顔に突き刺さってしまうこともあり、そうなると毎月通院して麻酔で眠らせ歯を切ってもらう必要があります。最初のデグーがこの不正咬合になって大変だったので、その後我が家では金網タイプは使わなくなりました。

・アクリルケージ

アクリル素材でできたケージ。プラスチックパーツなど齧って穴を開ける部分がなく、メッシュ穴が多く空いているものがおすすめ。我が家で使ってきたのは「GEX アクリルルーム 390High」です。

メリット(「GEX アクリルルーム 390High」について)
・見た目がすっきり綺麗。
・デグーの可愛い姿が見やすい。
・糞やチモシーなどが周りに飛び散らない。
・齧る金網がないので、不正咬合になりづらい。
・齧る金網がないので、静か。
・前面部に扉があるのでデグーと触れ合いやすい。
・ステップの設置がしやすい。自由度は金網タイプの方が高い。

デメリット(「GEX アクリルルーム 390High」について)
・値段が高め。
・奥の面がアクリルではないところが心配。
・大きなアクリル穴は齧るので、木製のおもちゃを設置してふさぐなど工夫が必要。
・前面の下部が開かないので、ステップを多く設置していると壁面を拭きづらく掃除が不便。
・通気性が十分でないのでサーキュレーターの使用など工夫が必要。

・ガラス水槽

アクアリウム用のガラス水槽。我が家は60cm水槽に、「ハープネット60」という蓋をして使っています。通気箇所が上部分にしかないので、夏場は真上のカーテンレールにサーキュレーターを設置して、空気を循環させています。冬場はシート状のヒーター「ピタリ適温プラス」を水槽の下に敷いて使っています。

メリット
・見た目がすっきり綺麗。
・デグーの可愛い姿が見やすい。
・糞やチモシーなどが周りに飛び散らない。赤ちゃんがいるおうちだと衛生的にも、指を入れる心配もなく安心。
・齧る金網がないので、不正咬合になりづらい。
・齧る金網がないので、静か。
・掃除が楽ちん。

デメリット
・前面が開かないので気軽に触れ合いづらく、上から手を入れることになるので警戒させてしまわないように工夫が必要
・ステップなどの設置ができないので置き型タイプを選ぶなど工夫が必要
・重たいので移動が不便(でも移動することはほぼないかな)
・金網タイプと比べて通気性が十分でないのでサーキュレーターの使用など工夫が必要

前面が開くタイプのガラスケージ「パンテオンホワイト」を使っていたこともあるのですが、淵の白い部分にプラスチックが使われていて、そこを齧られて壊れてしまいました。ケージを選ぶ際はちょっとでも齧って壊せる部分がないかをよく確認する必要があります。

最終的に今は、工夫次第でデメリットが少なくなるガラス水槽を使っていますが、全てにおいてパーフェクトなケージには未だに出会っていません。購入しやすい価格帯で、デグーにとって居心地がよく、飼い主にとって飼育しやすいパーフェクトなケージが登場してほしい!

4. デグーに懐いてもらうには

人間や犬、猫と同じくデグーにも個性があります。一般的に「懐きやすい」「賢い」などと言われていますが、気性の荒いやんちゃな子、臆病な子もいて、その子その子で懐きやすさは違うものです。それでも焦らず、ゆっくり時間をかけて信頼関係を築いていくことが、慣れてもらうために大切です。

デグーに懐いてもらうには、こんなことがポイントかなと思います。

①多頭飼いではなく一匹飼育を。
多頭飼いをするとデグー同士がべったり仲良しになるので、人間に慣れづらくなると言われています。懐いてほしいということを一番に考えると一匹飼育の方がおすすめ。ですが、二匹で毛繕いをしたり寄り添って眠っている姿はとーっても可愛いですよ。

②デグーを怖がらせない。
デグーをはじめ、小動物は身を守るためにとても警戒心があります。初めておうちに連れて帰ってきた日にいきなりべたべた触ろうとせず、数日はケージの外からやさしく見守りましょう。少し慣れてきても、ぎゅっといきなり強く掴むようなことをするとびっくりした反動で噛んでしまうこともあります。デグーの真上から抱っこするのはNG。デグーをすくいあげるようにそっと抱っこしたり、デグーから手に乗ってもらうようにしましょう。

③焦らず気長にゆっくりと信頼関係を築く。
ごはんをくれる、お世話をしてくれる、敵ではない存在であることをわかってもらうために、名前を呼び、ペレットを指先に摘んでそっとあげるところからコミュニケーションをとってみましょう。徐々に手の上にペレットを置いて、手の上に乗ってもらう、膝の上に乗ってもらう、などお互い無理をせずステップアップしていきます。

5. デグーを迎えたいと考えている方へ

デグーを迎えるために何を用意すればいいですか?とご質問をいただくことがよくあります。用意する「もの」は前述の通りですが、お迎えの前にまずはデグーとの生活についてよく知っておいてほしいな、というのが私の願いです。

ペットがいる生活はとても癒されるものですが、大きな責任もあります。まめにお世話をする必要がありますし、歳をとれば病気になる確率も上がり、通院の費用もかかります。懐いてくれると想像していたけれど、なかなか懐いてくれない性格だった、なんてこともあるかもしれません。長くて10年近く長生きするデグーなので、ご家庭の環境もその中で変わっていくはず。その10年をご家族でイメージしてみるのも準備の一つかなと思います。

今は分かりやすいデグーの飼育本がたくさん販売されているので、ぜひまずはそれらを読んでみて、デグーについて知り、デグーとの生活をイメージしてみてはいかがでしょうか。

長くなってしまいましたが、デグーって可愛いな、飼ってみたいな、と思ってくださっている方に、少しでも参考になることがあれば幸いです。質問があればいつでもInstagram(@kinako_710)で聞いてくださいね♪

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