子どもと一緒にできる、かんたん楽しい落ち葉アートあそび
赤や黄色に色づいた葉っぱが綺麗な季節になりました。息子と公園に行くたび、木の実や綺麗な落ち葉集めを楽しんでいます。せっかく集めた綺麗な落ち葉も時間が経つと酸化して茶色くなってしまうので、持って帰るとすぐに「押し葉」にして綺麗な色をできるだけ残したまま工作の材料にしています。
今回は落ち葉を使った、かんたんで楽しい落ち葉アートについてご紹介します。
目次
レンジでかんたん♪「押し葉」のつくりかた
落ち葉を使った工作あそびのコツは、最初に落ち葉を「押し葉」にすることです。そうすることで色落ちをおさえ、くにゃくにゃっと曲がってしまわないので扱いやすく、綺麗な作品を作ることができます。
パリパリになって曲がってしまっている落ち葉ではなく、まだ地面に落ちて間もない少し柔らかさのある葉っぱを選び、拾ってきた葉っぱはできればその日のうちに加工しましょう。電子レンジを使って簡単スピーディに押し葉を作ることがきできます。
用意するものは、落ち葉・電子レンジ・ダンボール・キッチンペーパー・輪ゴム、です。
①最初に、拾ってきた落ち葉についた水滴や汚れを軽くティッシュで拭き取ります。
②次に、キッチンペーパー1枚分の大きさに切ったダンボールの上にキッチンペーパーを敷き、そこに落ち葉を重ならないように並べ、さらにキッチンペーパーとダンボールを上からかけて挟み込みます。
③輪ゴムを4個使ってしっかり固定します。
④そのまま電子レンジに入れて、500wで1分10秒ほど加熱します。(葉っぱの大きさや種類によってはあと10秒追加したものがよいもの、焦げやすいものもあるので注意。)
⑤熱いので、やけどに気をつけながら葉っぱを取り出します。落ち葉がしっかりぺったんこになり、水分も抜けて押し葉の完成です。
押し葉を使った落ち葉アートの楽しみ方
出来上がった「押し葉」を使って、さっそく落ち葉アートを楽しんでみましょう!
用意するものは、押し葉・画用紙・はさみ・ボンド・穴あけパンチ、です。
①画用紙を好きな形に切り抜きます。大きめに作りましょう。今回は、さかな、とり、はりねずみ、おうち、を用意してみました。
②押し葉の軸の部分を切り落とします。
③穴あけパンチを使って「目」のパーツを作ります。
④葉っぱを貼り付けたい部分にたっぷりめにボンドをつけて、葉っぱを貼り付けていきます。作るものに合わせて、葉っぱを切って形を変えてもOK!
⑤葉っぱを貼り終わったら、作品の上にキッチンペーパーをかぶせて、図鑑などぶ厚めの本を上に乗せて、ボンドが乾くのを待ちます。
⑥葉っぱがしっかりくっついたら、お好みで色を塗ったり、線を描き込んでみましょう。
完成!
赤や黄色のグラデーションがとっても綺麗です。
丸めたマスキングテープを裏に多めに貼って壁に貼り付けても可愛いですよ♪
他にも、葉っぱをいろんな生き物や物の形に見立てて遊んでみるのも楽しいです。画用紙にペタペタ貼って、葉っぱワールドを作ってみましょう。
「目」の部分は穴あけパンチで葉っぱに穴を開けて、ペンで黒目を書き込んでいます。
葉っぱにもいろんな種類があるので、「これはなにに見えるだろう?」とイメージを膨らませるのはとっても楽しいですよ。秋を閉じ込めた思い出の作品作り、お子さんと一緒にぜひぜひチャレンジしてみてください♪