狭い洗面脱衣所の空間を有効活用〜賃貸でもコンクリート壁でもできる収納棚の簡単DIY
今住んでいる築年数の古いマンションはコンクリート壁に囲まれたつくり。備え付けの収納スペースも少なく、色々な工夫をしながら暮らしています。賃貸でもコンクリート壁でも、ディスプレイ棚や収納棚を簡単DIYできる、狭い空間も有効活用するための我が家の工夫をご紹介します。
目次
我が家の狭い洗面脱衣所と収納スペース問題
築年数の古い中古マンションを購入しリノベーションした我が家。この洗面所も古く暗い雰囲気だったものを、浴室、洗面所を入れ替え、床や壁を新しく変えて明るい雰囲気にしました。ただ、洗濯機を置いて、洗濯かごなど置き、家族みんながこの場にいると、もうぎゅうぎゅう。
とはいえ、タオルや、使いやすいように下着やパジャマもこの洗面脱衣所に置きたいので、収納スペースがほしいところ。収納棚なんて置くスペースはなく、さてさて困った困った。
限られた空間で収納スペースづくり
かろうじてちょこっと出っ張った?へこんだ?奥行き15cmのスペースに収納ボックスを並べることに。
並べているのは無印の収納ボックス「やわらかポリエチレンケース」。これが意外とシンデレラフィット。中に入れているのはパジャマや下着など。
ラベル作りで使っているのは→「ピータッチキューブ」
でもこれだけでは足りないので、上のスペースも活用すべく最初に使ったのは「つっぱり棚」。壁を傷つけず収納スペースを確保できる便利アイテム。
ワイドサイズのつっぱり棚を取り付け、見た目を綺麗にするため、ホームセンターで木の板を買ってきてL字になるように繋いでかぶせました。
前から見ると木製の棚のような見た目に!
ただこの方法、木の重みでたまにずれてくるのが小さな難点でした。
DIY初心者でもOK!賃貸でもコンクリート壁でも棚を設置できる「ラブリコ」
そこで新しく使ったのが→「ラブリコ」。
2×4材(ツーバイフォーざい)を床と天井に突っ張り、DIYの基礎となる支柱をたてるための人気のDIYパーツです。
これを使うことで、壁を傷めずこの支柱に棚を取り付けることができます。長さや向き、色を変えるなどアイディア次第でいろんな収納棚やディスプレイ棚を作ることができる、DIY初心者の方にも使いやすい便利アイテム。不要になったら取り外せて、ライフステージの変化に柔軟に対応させられるのも大きな魅力。
こちらは公式サイトで紹介されているラブリコの活用方法。「LABRICO」
板をつけて棚にしたり、2×4材にフックをつけてハンガーラックとして使ったり、すのこをつけて部屋の中に仕切りを作るなど、何通りもの使い方ができます♪
我が家が「ラブリコ」を使って脱衣洗面所に棚を設置するために用意したものはこちら!
- ラブリコ 2×4アジャスターセット 2箱
- 2×4材 2本
- 木の板
- 棚受け金具 2本
- 塗料
- 電動ドライバー
- ねじ
取り付ける場所の天井高を測り、天井高より95mm短い2×4材を用意します。
これらの材料は全てホームセンターもしくはネットショップなどで購入することができます。ホームセンターで購入する場合、木材のカットサービスがあるので利用すると便利ですよ。
こちらのネットショップでは、2×4材のカラーも選べてカットサービスもあり、ラブリコとセットで販売されています。届いたらすぐに組み立てるだけ♪なので便利です。
今回購入した2×4材は色のないものを購入したので、壁の色に溶け込ませたくて白い塗料を塗りました。息子が手伝ってくれました。
乾いた2×4材の両端にラブリコをかぶせます。
垂直を確認しながら、さっそく設置。
調節ねじを回してしっかりフィットさせます。
下もピタッと。
次に棚板を設置します。左右のちょうど同じ高さの位置に印をつけて(棚板が斜めにならないように)、まずは棚受け金具を電動ドライバーを使ってネジで取り付けます。
使っているドライバーはmakita。軽くてコンパクトで女性でも扱いやすい♪
次に棚板を乗せてこちらも電動ドライバーを使ってネジで取り付けます。
あっという間に完成!棚の上にはタオル類、洗剤のストックを入れたかごを載せています。
我が家はラブリコで1段の棚を作りましたが、2段でも3段でも自由に棚を造作することができます♪
狭い空間を有効活用できる3段ワイヤーラック
ラブリコで作った棚以外にも、我が家の狭い脱衣洗面所で活躍してくれているのが、この3段ワイヤーラック。
脱いだ服を入れる脱衣カゴとして使っています。省スペースで置けるのに、たっぷり入り、3段に分かれていることで、くつしたや下着など細かいもの、丁寧に洗いたいものなど、脱いだ服を入れるときに家族みんなに仕分けてもらうことで、洗濯も楽になります。
5歳の息子にも届く高さなのも◎
ぬいぐるみを入れたりおもちゃ収納にも良さそう♪
左側の壁は浴室側なので、コンクリート壁ではなく石膏ボード。ここには無印良品の「壁につけられる家具・棚・幅44cm・オーク材」を設置し、ホームセンターで買ったフックを取り付けています。ここには使ったバスタオルがカビないように、次の日の朝洗濯するまでかけています。
洗濯機横にマグネットでくっつけているラックには洗剤や柔軟剤などを収納。下についたフックにはハンガーをかけたり、洗濯ネットをまとめてかけています。木のバーにはタオルもかけられて便利♪
まとめ
以上、我が家のせませま洗面脱衣所のスペース有効活用のための工夫でした♪
今回息子も一緒にDIYを手伝ってくれたのですが、家族みんなでおうちの中を快適にするために協力しあうのってとても楽しいものです。「ここは◯◯ちゃんが塗ったんだよ〜♪」と遊びに来てくれたばあばに得意げに話していました。ちょっとした塗り残しもなんだか愛おしい。おうちのあちこち、まだまだ気になる部分はいっぱいあるので、少しずつ家族みんなでおうちづくりを楽しんでいけたらいいなと思います。