【兵庫】身近な冒険スポット!JR福知山線の廃線を歩くハイキングコースに4歳息子と挑戦♪
旧国鉄時代に機関車が走っていたJR福知山線の廃線が武庫川渓谷沿いに今もほとんどそのままの姿で残り、ハイキングコースになっています。コース内にはいくつもトンネルがあり、その中は照明がなく真っ暗闇。懐中電灯を持って足元を照らしながら前に進みます。スタンドバイミーのような冒険を楽しめるこのコースに4歳の息子と挑戦してきました。

山奥の渓谷にあるコースなので、今の季節は紅葉も楽しめて景色もとても綺麗。線路の上なので坂道もなく子どもでも歩きやすい。我が家の他にもお子さん連れのファミリーがたくさんいらっしゃいました。
とはいえ山深い場所。道をそれてしまうと整備されておらず危険な場所です。崖側にある柵も隙間が広め。お子さんから目を離さず、自己責任の上でお出かけしましょう。

必要な持ち物
・人数分の懐中電灯(子どもにも持たせてあげると楽しんでくれます♪頭に付けるヘッドライトがあると便利!)
・上着(トンネル内は気温が低いので)
・のみもの(コース内に自販機、売店はありません)
・たべもの
・レジャーシート
・ごみ袋(コース内にゴミ箱はないので、ゴミは持ち帰りましょう)
JR大阪駅から約30分ほどで行ける駅「JR生瀬駅」へ。ここがコース入り口の最寄駅になります(他にもJR西宮名塩駅、JR武田尾駅も最寄です)。
JR生瀬駅からハイキングコースの入り口までは子連れで徒歩20分ほど。
この道がちょっと複雑なので、生瀬駅で配布しているマップを見ながら進みましょう!→マップはこちらからもダウンロードできます。
ハイキングコース内にトイレはないので、コースの入り口にあるトイレが最後のトイレです。
ここに線路があったのだなと分かる枕木がずーっと続いています。
線路に沿ってまっすぐまっすぐ進みます。

枝や石コレクターな息子は数歩進んではいったん停止(笑

コース内にトンネルは6つ。トンネル内に照明はないので、懐中電灯必須です!
いざトンネルの中へ!

懐中電灯がないと、自分の足元も出口の光も見えない完全な暗闇…!
まさに冒険!わくわく♡
ちゃんとトンネル内にも枕木が続いています。

トンネルの中では水が流れていたり、天井で休んでいるコウモリたちがいたり、子どもたちの興味をひくものがたくさん。息子が興味津々で観察していると、「なになに!?」と集まってくる子どもたち。みんな懐中電灯を持って、ちびっこ探検隊みたいで可愛かった♪

トンネルを抜けてはまたまっすぐの道が続き、またトンネルを通るの繰り返し。まさに電車の気分♪

当時電車が走っていた橋も歩けます。

武庫川渓谷沿いにあるので景色もとても綺麗!
大きな石がごろごろしていて大迫力です。

生瀬駅を出発して約3時間ほどでゴール!よくがんばりました!
大人の足では所要時間2時間ほどだそう。小さな子どもと一緒だと3〜4時間くらいなのかな。

コースの終着点にはトイレとお食事処、温泉があります。
そこから徒歩10分ほどでJR武田尾駅に到着。
以前夫婦でこのコースを歩いたのがとても楽しく、いつか息子と一緒に行きたいと成長を楽しみにしてきました。4歳になって体力もついてきたとはいえ、最後まで歩ききれるか、トンネルの中を怖がらないか心配もあったのですが、最後まで自分の足で歩ききり、冒険を楽しんでくれました♪

頑張って最後までみんなで歩ききれたことは、家族みんなの大切な思い出に。「ゴールまで歩けた!」という息子の自信にも繋がったと思います。またひとつ大きく成長したね。

電車好きなお子さん、冒険好きなお子さん♪自分の足で長い時間歩けるようになったときには、ご家族で挑戦してみてはいかがでしょうか。