人混み苦手でも安心!わが家のこどもとおでかけ計画術
刺激いっぱいの外より、心落ち着く家がいちばんな息子。おうち時間ももちろん大事にしたいし、外の世界で“好き”の気持ちも広げて欲しい。いろんな楽しみをたくさん見つけて欲しいから、わが家のお出かけは『準備で不安を減らす作戦』に全力投球。
息子が小さい頃から小学生の今まで、お出かけ先を決めたり準備で大事にしていること、役立ってきた工夫をまとめてみました!

今年行った万博、初ディズニーなど、「ここに行ってみたいけど、混雑は大丈夫かな。途中でしんどくなってしまわないかな」と不安なお出かけ、我が家もたくさん経験してきました。

不安がいっぱいあるからこそ、“無理しない×今の息子に合う形”を大切に、お出かけ計画をたてるようにしています。
目次
1. 今の興味を深掘りできる場所選び
お出かけ先を探す時に基準にしてるのが、『今の興味を深掘りできる場所選び』。今興味をもっていること、好きなことに関する体験ができたり、その世界をもっと知ることができる場所を毎回探すようにしてます。好きの延長なら外も安心感UP!

『”興味のあること”/体験/地域名』とかで検索してるよ。
子どもの興味って次々変わっていくから、その瞬間がチャンス!

2. 気になったスポットはすぐにメモ!
情報の仕入れ先は、SNS/TV/雑誌/地域情報誌/Google検索など。Google検索するときは、パッと見てその場所の雰囲気を掴みやすい「画像検索」をよく使ってます。

「こんな場所があるんだ!」と分かった時には、その場所が息子と一緒に行って楽しめるかどうか詳しくリサーチしてます。対象年齢/混雑状況/予約可否/食べられるものがある店の有無/移動時間などなど。

ここは楽しめそう!と分かったら、すぐに予定に組み込むか、「行きたい所リスト」に入れておきます。
3. 混雑回避が最優先!
混雑しづらい穴場をリサーチするのはもちろん、人気スポットでも、朝イチ or 閉園前/雨予報の前後/閑散期/人気イベントの裏時間など空いているタイミングを狙ったり、並び列回避のために課金も検討してる。

・チケットはオンラインの事前購入で列スキップ!
・行き帰りも人の少ないルート、時間帯を狙うよ!
↓いつも大大大混雑の京都嵐山の竹林だって、早朝ならこんなに空いてる!

4. 満足度MAXで楽しめるように、情報を徹底的にリサーチ&プランニング
行き先が決まったら、遠足の引率をする先生が下見をするレベルで徹底的に下調べしています。不安が大きい場所ほど、まだ行ってないのに既に行ったことがある感覚になるくらいしっかり調べてる。万博も実際2回しか行ってないのに、何十回も足を運んだ気分(笑。

調べた情報をもとに、当日の具体的な流れをシュミレーション。休憩スポットも複数把握しておくよ。
↓ここもずっと行ってみたかったジブリパーク。調べに調べ尽くして、息子に合った楽しみ方で1日全エリアめぐってきたよ。

5. 当日を“見える化”して子どもと共有(旅のしおりづくり)
1日のスケジュール、行き先の様子も子どもがイメージしやすいように写真や動画で見せて事前に伝えてる。不安なことはないかも聞かせてもらうよ。

旅行なら「旅のしおり」をつくって楽しく見通しを持てるようにしてます。
6. 感覚の敏感さをフォローする持ち物
たとえ楽しいお出かけであっても、初めて行く場所、人の多い場所、想定外の刺激が多い場所って、誰でも多少のストレスを感じるもの。

息子はASDで感覚過敏の特性があるので、外の世界では色々な刺激に疲れてしまいます。疲れてしまうともう帰りたくなってしまって、、一度そうなるとそこでお出かけ終了!ピピー!となってしまうので。。疲れやストレスを少しでもおさえられるようなアイテムに助けてもらっています。

↓こんな対策、アイテムがあるよ!
・大きな音→会話は聞こえて安心な子ども用耳栓
・眩しい光→サングラス
・車酔い→酔い止めバンド(酔い止めの味は苦手なので)
・待ち列や休憩→折りたたみ椅子
・待ち時間や気分切り替え→小さなおもちゃ
・におい→マスクや好きな香り
・着心地の良い服や靴、ミニおやつ、冷感グッズ、使い慣れたお箸など
でも疲れや混乱してるしんどさは本人にしか分からないから、気持ちの切り替えが難しそうだったら粘らずにすぐ帰ります。潔さも大事。「お出かけはやっぱり嫌」って気持ちを残さず、「しんどかったら帰れる選択肢もあるんだ」って知っていてもらうことが、次のお出かけのハードルを下げてくれると思う。
ちなみに!手帳があったり放デイに通っていたり福祉的なサービスを受けていたら、施設によっては待ち列に並ばなくていい配慮を受けられることもあるから、そこも調べておくと安心です!(ディズニーはサービス受給者証のみで「DAS」が利用できるよ)
今回は我が家のお出かけの成功の鍵「準備」について書いてみました。
親も子もストレス少なく効率よく楽しめるし、気持ちの余裕が生まれることで、突然の事態にも臨機応変に対応できるのが、丁寧な準備をする大きなメリット(スマホとにらめっこして焦らなくて大丈夫!)。
息子が帰り道に「楽しかった〜!また行こうね!」と言ってくれることが私にとって最高のご褒美です。

今の年齢でしか一緒に行けない、一緒に楽しめないお出かけ先がいっぱいあるから。無理なく、タイミングを逃さず、限りある時間の中で「お出かけ」を楽しめたらいいなと思います。

過ごしやすい気候になってきた今、気になっていた場所へのお出かけ計画をたててみてはいかがでしょうか。これまで行ったお出かけ記録、Instagramやブログの過去投稿にあるのでよかったら覗いてみてください♩




