一日で全エリア!「大おさんぽ券プレミアム」で子連れジブリパークへ!各エリアの見どころ紹介します
親子でジブリ作品が大好きなので、憧れの場所だったジブリパーク!今回は「大おさんぽ券プレミアム」を購入し、小学4年生の息子と一緒に一日で全エリアをまわってきました。子どもと一緒に楽しめる、全エリアの見どころをご紹介します!
目次
1. ジブリパークはこんな所!
ジブリパークがあるのは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」。
名古屋駅から地下鉄とリニモを乗り継いで45分ほど。
ジブリパークがあるのは、元々その地にあった大きな公園の中です。公園自体は一般のお客さんが犬の散歩をしていたり無料で自由に入れる場所。その中にジブリパークのエリアが点在していて、チケットがないと入場できない有料エリア(一部無料で入場可能な場所もあり)となっています。
パークのエリアは全部で5ヶ所!

小学生までの子ども、またその同伴者しか入れない場所もあります。子どもが小さいからこそ、一緒に行ける今だからこその楽しみがあるので、気になっていた方は計画をたててみることをおすすめします♪
2. 全エリアまわれるチケット「大さんぽプレミアム券」
ジブリパークのチケットは、入場できるエリア別に、複数の種類が販売されています。今回は5ヶ所あるエリア全てに入場できる「大さんぽ券プレミアム」を購入しました。このチケットがあれば、「ハウルの城」などすべての建物の中を観覧可能。ジブリパークのどこにでも行ける欲張りチケットです。

一般的に「ジブリパークを全てまわるためには10時間以上必要」と言われています。ですが頻繁に行けるわけではないし、ひとまず全エリア見ておきたい!一ヶ所をじっくり見るタイプではない息子なので大丈夫かなと、今回挑戦することにしました。
チケット販売は2か月前の10日14:00から!
(例えば9月入場分は7月10日14:00販売スタートです。)
3. 全エリア行くための一日のコースと所要時間
「ジブリの大倉庫」のみチケット購入時に時間指定が必要ですが、他エリアは自由に出入りでき、自分で効率の良いルートを計画し移動しました。

8:35「愛・地球博記念公園駅」
↓(徒歩5分)
8:40「エレベーター塔」
↓(徒歩5分)
9:00「ジブリの大倉庫」
↓(2時間滞在。理想は3時間滞在したい)
11:30「ロタンダ風ヶ丘」で昼食
↓(30分滞在。理想は1時間滞在したい)
12:15「稲楼門」(通過のみ)
↓(30分ほどかかる山道ハイキング)
12:40「どんどこ森」
↓(1時間滞在。理想は2時間滞在したい)
13:40「ネコバス」で移動
↓(10分ほど)
13:50「もののけの里」
↓(10分滞在。体験をしたり「猫の城遊具」で遊ぶと1時間は必要)
14:15「魔女の谷」
↓(20分滞在。理想は2時間滞在したい)
15:45「青春の丘」
↓(15分滞在。理想は1時間滞在したい)
16:15「愛・地球博記念公園駅」
閉園17時なので、本当はもう少し余裕があったのですが新幹線の時間が迫っていたため早めに帰路へ。時間を十分とっておいた方がよかったなと思うエリアは「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」「魔女の谷」でした!
4. 最寄駅から「エレベーター塔」へ
ジブリパークの最寄駅は、リニモ『愛・地球博記念公園』駅。
名古屋駅から地下鉄とリニモを乗り継ぎ、45分くらいで行くことができます。
駅を降りて徒歩5分で現れるのがジブリパークの入り口「エレベーター塔」!

駅からエレベーター塔に来るまでの間に、後で昼食を食べる「ロタンダ風ヶ丘」もあります。10時オープンなので、開いていればここでおにぎりをテイクアウトするのもいいかも!
ジブリパークの有料エリアは飲食の持ち込みができませんが、公園内への持ち込みはできるので、有料エリア間の公園スペースでは自由に飲食OKです。
5. 「ジブリの大倉庫」
ジブリパークのメインエリアとも言うべきこちら。駅から徒歩10分ほどで到着。唯一の時間指定制のエリアで、今回は一日たっぷり楽しむために朝一番の9時入場!

ジブリ作品の名シーンを再現したセットで「なりきり写真」が撮れます。

普段はこういうの恥ずかしがる息子がノリノリでした。

映画館「オリオン座」では期間ごとに内容が入れ替わる短編アニメーション映画を楽しむことができます。

映像にも音声にも吸い込まれる、見応えのある作品でした!

ジブリ飯やジブリの歴史を深掘りした展示も見られて大満足。

ふかふかなネコバスにも乗れました♪

アリエッティから見た世界を再現した空間もとても素敵。

馴染み深いさまざまな物がアリエッティたちの生活道具になっているのが面白かった。

歴代ジブリ展示イベントで使われてきた作品たちが保管されている倉庫。これを全部並べてもっと近くで見せてほしい!と思うものばかりでした。

「子どもの街」「ネコバスルーム」は子どものための室内遊び場。小学生までの子ども、その同伴者だけが入ることができます。内容は幼児さんから小学校低学年向けかなと思いますが、通るだけでも可愛くて癒されました。

倉庫内にはあちこちに作品のキャラクターが隠れていて、探して発見するのも楽しみのひとつ。

息子が好きなインコも端っこの方にいました。(ヒントはネコバスルームの下の端っこ!)

ここにあるお土産やさん「冒険飛行団」はときめきが止まらない。お土産やさんは各エリアごとにあって、それぞれで取り扱っているものが違います。ここでしか買うことができない、素敵な限定品の数々に財布の紐がゆるむゆるむ。。

6. 昼食「ロタンダ風ヶ丘」
ジブリパークにはカフェが3つあります。ひとつはジブリの大倉庫にある「大陸横断飛行」。そして魔女の谷にある「空飛ぶオーブン」。どちらも大人だけだったら行きたかった!!でも超偏食な息子はテーマパークの食事はとてもハードルが高い。。
そんな中、ありがたい3つ目のカフェが「ロタンダ風ヶ丘」。
駅からエレベーター塔の間にあるお店で、ジブリの大倉庫からも歩いて7分ほど。なんとここ、おにぎり専門店!ありがたい!!

息子は大好きな鮭とおかか。私は塩むすび、夫はおにぎりと豚汁のセット。デザートに金魚鉢フルーツソーダもいただきました。

ハクの塩むすび!!

お土産屋さんもあって、もちろんここだけの限定品も。「猫の事務所」のボックスに入ったおさかなクッキーはこのお店で購入できます♪

7. 「どんどこ森」
お腹も満たされて、次は「どんどこ森」へ。
『となりのトトロ』をテーマにしたエリアです。
途中、千と千尋の石像がある「稲楼門」を通ります。

そこからはちょっとした山道ハイキングが20分ほど続きます。

どんどこ森の入り口には「どんどこ処」というお土産屋さんがあります。トトロのカリンバやどんぐりのバードコールをお土産に買いました!

その隣には後ほど乗る「ネコバス」の券売機があり、選べる時間指定制なのでこのタイミングで購入しておきました。

さらに山道を10分ほど歩いて「どんどこ堂」へ。
大きなトトロがお出迎え。小学生までは中に入ることもできます♪

ここにもお土産屋さんがあり、こちらでも買い物をしました。

坂を降りると「サツキとメイの家」があります。

作品と同じく和洋折衷建築で、中に入るとサツキとメイの暮らしがリアルに再現されています。

建物内のものは自由に触ってOK。押し入れを開けて中にある箱も開けて、衣類を触っても大丈夫。質感や匂いを感じながら、トトロの世界の中にいる不思議な感覚を楽しめました。
8. 「APMネコバス」で移動
「どんどこ処」と「もののけの里」の間だけ運行している小型電気自動車(と言ったら「ネコバスです!」と運転手さんに注意されます(笑))。

ネコバスだけが通れる秘密のルートを移動できる、特別な体験ができるのが魅力!
おすすめは「どんどこ処」から「もののけの里」へ行くルート。
もののけの里を山の上から眺められるのがこのルートだけなのです。映画のワンシーンのような光景でした♪
「どんどこ処」の隣にある券売機で購入しておいたチケットを持って乗り場に行くと、特別な乗車券と交換してもらえます。

ネコバスの椅子はふかふかで座り心地も良く、風を感じながら秘密のルートを走ります。走行中、運転手さんのトークもとても楽しくて、思い出に残る素敵な体験ができました。
9. 「もののけの里」
『もののけ姫』に出てくる里の風景が再現されていて、タタラ場、タイルでつくられた乙事主、タタリ神がいました。タタラ場では季節ごとのお菓子作り体験をやっています。

息子は『もののけ姫』が好きすぎるので、もっと本物に近い見た目の乙事主やタタリ神が見たかった!と言っていました(笑

このエリアにもお土産やさんがあり、「サンの干し肉」など『もののけ姫』の世界観を表現したおみやげがたくさんありました。我が家が購入したのは木製のこだま。揺らすとカラカラと音が鳴ります♪

もののけの里の向かい側には、『猫の恩返し』に出てくる「猫の城」をイメージした遊具の広場があります。

対象年齢は幼児さんから小学校低学年くらいかな。4年生の息子は遊ばず次の場所へ…!
10. 「魔女の谷」
『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった、魔女が登場する作品をイメージしたエリア。

『アーヤと魔女』に登場する「魔女の家」は、アーヤの寝室やバスルーム、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋などが再現されていて、実際に小物を触ったり、薬草の調合も体験できました。
『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」は本物のパン屋さんになっていて、中でパンを買うこともできます。

キキが居候していた2階の部屋に入ることもできました。キキが育った「オキノ邸」もあります。

今回の大きな楽しみだったことのひとつ、「ハウルの城」の中にも入ることができました。建物内のインテリア、小物のひとつひとつが忠実に再現されていて感動。立ち入れる場所は自由に触ることができます。

さらに、このエリアには2つのアトラクション「メリーゴーランド」「フライングマシン」があり、今回はメリーゴーランドに乗りました。

ジブリ作品に出てくる乗り物、キャラクターがモチーフになっていてとってもかわいい!

こちらもお土産やさんが二カ所あって、可愛い限定品の数々に悶えます。今回は絶対買うぞと決めていた、ゼンマイ式のハウルの城を購入。

11. 青春の丘
駅にも近い、このエリアを最後に選びました。
『猫の恩返し』に出てくる猫の事務所は中もしっかり再現されています。

『耳をすませば』に出てくる「地球屋」の建物内も面白かった!バイオリン作りの工房は道具がずらっと並んでいて、初めて本物のバイオリンを触ることもできました。

この建物の下に、雫の夢に出てくるトンネルもあります♪
12. 子連れで一日全エリア制覇はできる?
しっかり事前に計画をたてて、潔く(泣く泣く)次へ次へと移動したことで、なんとか一日全エリアまわることができました。親子ともにしっかり歩ける体力があれば可能。一日の満足度はとても高いです!

ですが・・・とても大変なチャレンジであることは間違いないです。暑い真夏だったらできなかったかも。
小学校低学年くらいまでが楽しめそうな子どもの遊び場も充実していて、そこを楽しむ場合は一日で全エリアは難しい…!余裕をもった計画をおすすめします!
13. 子連れにおすすめのエリアやコース
好きな作品にもよりますが、おすすめのエリアはこちら!
一番は「ジブリの大倉庫」。そして「どんどこ森」「魔女の谷」はお子さんにとっても馴染みのある作品が登場するので、親子で楽しめると思います。

「ジブリの大倉庫」→「どんどこ森」→「魔女の谷」というコースが移動もしやすく、小さなお子さんにとっては満足度が高いのではないでしょうか♪
子どもの頃から何度も観てきた大好きな作品たちの中に、親子で一緒に迷い込むような、夢のような体験ができた一日でした。ジブリパーク、気になってるけどどんな感じだろう?と思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
子連れで行くジブリパークのおすすめポイント、事前準備、チケットの取り方のコツなどもまるっとまとめてみました!
今回宿泊したホテルは名古屋旅行でよく利用している「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」。名古屋駅から徒歩5分。小学生まで添い寝無料で、名古屋めしを満喫できる朝食も魅力。リーズナブルに宿泊できる、レゴランドやジブリパークへ行く際におすすめなホテルです。
