4.5歳から遊べるミニ将棋“どうぶつしょうぎ”〜息子用にポケモンバージョンを手作りしてみました♪
動ける方向にしるしがついた可愛い駒と、簡単なルールで、楽しく将棋の基礎を学べる「どうぶつしょうぎ」をご存知でしょうか。よく家族で遊んでいるこの「どうぶつしょうぎ」をアレンジして、息子のためにポケモンバージョンを手作りしてみました。ルールのある遊びをする練習、先を読む力を身に着けるのにぴったりなどうぶつしょうぎのこと、手作りアレンジをご紹介します。
目次
1. 4.5歳から遊べる「どうぶつしょうぎ」
通常の将棋のルールの基礎をぐーんと簡略化して、小さなお子さんでも分かりやすく親しみやすいデザインで作ってくれている「どうぶつしょうぎ」。
3×4マスの盤面と8個の駒で遊ぶのですが、理解しやすいシンプルなルールなので、「ルールのあるあそび」をする練習としてもぴったり。先を読む力や相手の心理を読む力も必要(なくても遊べるけどその力があることで勝ちやすくなる)なので、大人どうしで遊んでもとても面白い、奥の深いゲームなのです。
こちらが「どうぶつしょうぎ」のセット。
木製の駒と、折りたたみ式の盤面、ガイドブックがセットになっています。コロンとした駒が可愛くて、コンパクトなのでキャンプや旅行に持って行くこともできます♪この3×4マスに慣れたら、次はもっとマス数の多い、さらに本物の将棋に近い形の「おおきな森のどうぶつしょうぎ」に移行することもできますよ。
スマホやタブレットで遊べるアプリ版もおすすめです♪
「どうぶつしょうぎ(公式)」のアプリをインストールすることで遊ぶことができます。次に自分が駒を置ける位置が分かりやすく表示されてアシストしてくれて、手が当たって駒がずれる心配もなく、初心者の方やお子さんにもおすすめです。家族で対局したり、どうぶつ(コンピューター)と対局して遊ぶことができます。息子は5歳の頃からこのアプリで遊び始めました。
2. ルールはとってもシンプル!
「どうぶつしょうぎ」は、盤の上の駒をこの状態にして、1対1で向かい合ってスタートします。足が下に向いている動物たちが自分の駒。
①交互に自分の駒を1マス進ませていきます。駒にはそれぞれしるしがついていて、しるしの向きに進ませることができます。
②移動した先に相手の駒がある場合はそれを取って自分の駒にすることができます。次回以降の自分のターンで、自分の駒として好きな場所に置くことができます(駒を1マス進ませる代わりに)。
③相手のライオンを取れたら勝ち、もしくは自分のライオンを相手の陣地(一段目)まで先に移動させられたら勝ちです。
「ひよこ」は相手の陣地(一段目)に入った瞬間にひっくり返して「にわとり」にパワーアップできます。(相手のにわとりをゲットしても、使うときはひよことして使います)
↑文字で読むとちょっと分かりづらいかと思いますので、ご興味のある方はぜひアプリ版で遊んでみてください♪
3.好きな絵柄で「どうぶつしょうぎ」を手作りアレンジ!
「どうぶつしょうぎ」はシンプルな作りなので、手描きで絵を描いたりシールを貼ったり、お子さんといっしょに簡単に手作りすることもできます。
①3×4のマス目を紙に描いて盤面を作ります。
②駒を8個用意します。ダンボールを切って、どうぶつたちの絵を描いたり、お気に入りのシールを貼って作ります。駒の大きさは盤面のマス目のサイズより小さくなるようにしましょう。(↓これはダイソーで買ったポケモンシール)
駒の基本はこちらの8個。
・ライオン2枚
・ぞう2枚
・きりん2枚
・ひよこ2枚(裏側はにわとり)
手作り駒にも、それぞれ進む方向が分かるように「しるし」をつけます。ドットでもやじるしでもOK。
4.息子に作った「ポケモンしょうぎ」
ネットで見られる「ポケモンずかん」の画像を使って、パソコンでポケモンしょうぎを作ってみました。
駒はこんな感じにアレンジ。
・ライオン→ミュウツー
・ぞう→リザードン
・きりん→ピカチュウ
・ひよこ→マリル(裏側:にわとり→マリルリ)
息子は本家のどうぶつしょうぎの丸いドットマークだと方向が分かりづらいようで、進行方向が分かりやすいように▲マークにしました。
ダンボールではなく、100円ショップで購入できるカラーボード(スチレンボード)に、プリントしたイラストを貼り付けてから、カッターでカットして駒を作りました。
盤面はA4用紙にプリントして、傷まないように100円ショップで購入できるクリアカードケースに入れています。
相手のポケモンをゲットしながら、自分のミュウツーを相手の陣地に入れる、もしくは相手のミュウツーをゲットしたら勝ち!
ポケモンバトルを楽しめるミニ将棋の完成。「ポケモンのどうぶつしょうぎだー!!」と大喜びしてくれました。マリルリが大好きな息子は、マリルがマリルリに進化するのが嬉しいようです。
小さなお子さんと初めてどうぶつしょうぎで遊ぶときは、最初はわざと負けてあげながら「どうやったら勝ちになるのか」のルールを教えてあげると楽しく遊び始められると思います。可愛いどうぶつたち、お子さんの興味のある絵柄で、気軽に将棋デビューをしてみてはいかがでしょうか♪