賃貸やコンクリート壁でもインテリアを楽しむための工夫&子どもの作品も壁も傷めずに飾る方法
以前住んでいたのは賃貸のマンションで、壁に穴を開けることができませんでした。現在住んでいる家もコンクリート壁に囲まれているので穴を開けられません。でも壁かけ時計やお気に入りの写真、子どもが描いた絵や作品など飾りたいものはたくさん。そんな賃貸やコンクリート壁でもインテリアを楽しむために我が家でしている工夫、便利なアイテムをご紹介します!
目次
1. 画鋲を使わず写真やポスターを壁に飾ることができる「粘着ゴム」
画鋲を使わず、写真やポスターを壁に飾ることができる「粘着ゴム」。100円ショップや文具店、ホームセンターなどで購入することができます。我が家で使っているのは「貼って剥がせる粘着ゴム ホールドガム」という商品。ケース付きなのが便利。
適量をちぎってよく練り、写真やポスターなどの四隅につけて壁に貼ります。
はがすときは端から丸めるようにゆっくり転がしながら外すと跡に残りません。
壁を傷めないだけでなく、掲示物自体も傷めないので、子どもが描いた絵や作品を壁に飾りたいときにもぴったりの方法です。
不安定な立体的作品や小物を棚に固定して立たせることもできます。
こちらはダンボールを「ロ」の字にカットして、100円ショップのDIYコーナーで変える木目シートを貼り、裏側から写真を付けたもの。こちらも粘着ゴムを使って壁にぺたり。まるで額に飾っているみたいです♪
2. 立体的に写真やポスターを飾ることができる「スチレンボード」
100円ショップや画材屋さんなどで販売されている「スチレンボード」は、額を使わずに写真やポスター、ポストカードなどを飾ることができる便利アイテム。
100円ショップでは「カラーボード」などの名称で画用紙などといっしょに棚に並んでいます。
片面が粘着面になっている商品もあるので、お気に入りの写真やポスター、ポストカードのサイズに合わせてカッターでカットしてから貼り付けます。
壁に貼り付けるときには先ほど紹介した粘着ゴムを使ったり、写真など小さくて軽いものであれば、くるんと丸めたマスキングテープを裏に4箇所ほど貼り付けると壁に固定することができます。
スチレンボードを使って、A4サイズのあいうえお表を壁に貼り付けました。
こちらは廊下の壁。絵本の原画展で買ったお気に入りのポストカードを飾っています。
厚みがあるので立体感があり、ちょっと影ができるのでまるで写真展のよう。額がないことですっきりシンプルに写真やポスター、ポストカードを飾ることができます。
こちらの「シャコラ」という商品はさらに使い勝手がよく便利!
スチレンボードがあらかじめチェキサイズ、真四角サイズ、Lサイズ、はがきサイズ、2Lサイズ、A5サイズ、A4サイズにカットされて販売されており、パネルの両面には粘着剤が付いているので、お気に入りの写真を貼り付りつけ、壁にもそのまま貼り付けるだけ♪
壁から剥がして貼り直しもできるので、気分次第でレイアウトも簡単に変えることができます。壁紙を傷付けないので、賃貸でも安心です。
おうちの色んな場所に、一枚だったりたくさん並べたり、アイデア次第でおしゃれに楽しむことができます。家族の写真、ペットの写真、風景の写真、料理の写真、色んなお気に入りの写真を使って作る「壁アルバム」。とっても楽しいですよ♩
3. 白い壁に目立たず貼ることができる「マットな白色マスキングテープ」
mtから発売されているものの他に、最近は無印良品や100円ショップでも発売されるようになった、マットな白のマスキングテープ。粘着力の強さや透けない厚みがあるmtの商品が個人的にはお気に入りです。
白い壁の場合、このマスキングテープを使うと目立たないので、ドライフラワーや布製のタペストリーなどを壁に貼り付けるのに重宝しています。
息子が小さいときに傷つけた壁紙の傷(柱をかじってボロボロにしました 笑)にもこのテープを貼って隠したり、キッチンや収納系のラベル、覚えておきたいことをメモしてペタッと貼ったり。おうちのあらゆる場所で活用しています。
4. 立体的なものを飾りたいときに使える方法「マスキングテープ×粘着テープ」
カゴやちょっとした額など、ひっかけて飾りたいものがあるときには、マスキングテープを壁に貼ってから、そこに100円ショップなどで買える粘着テープフックを貼り付けます。
こちらは木の実を貼り付けて作ったキャンパスボード、隣のスワッグも、この方法で壁につけたフックにひっかけて飾っています。
マスキングテープを貼り、その上に100円ショップなどで買える強力両面テープを貼ることで、立体的な飾りを壁に付けて飾ることもできます。この木製のつばめのオーナメントもその方法で壁に貼り付けています。
一番下にマスキングテープを貼ることで、壁を傷めずに粘着テープを貼ることができます。壁紙の種類によってマスキングテープとの相性が異なるので、どれくらいの重さまで可能かどうか試してみるのがおすすめ!
5. 壁を傷めず棚を作ることができる「つっぱり棒」「つっぱり棚」
トイレや洗面所など、狭い部屋だと突っ張り棒を二本設置して、その上に収納ボックスやカゴを並べると簡易の棚に。
棚タイプの「つっぱり棚」を使うとさらに棚らしく使い勝手も良いです。こちらは我が家の以前の洗面所。狭くて収納スペースがないのでこの空間を活用しています。
つっぱり棚が見えないように木でカバーを作ってかぶせていました。前から見ると木製の棚のように見えます。
その後、2×4材(ツーバイフォーざい)を床と天井に突っ張り、DIYの基礎となる支柱をたてるための人気のDIYパーツ「ラブリコ」を使って収納棚を設置してみました。
賃貸でもコンクリート壁でも、壁を傷つけることなく、おうちの中のどこにでも収納棚や仕切り、ハンガーラックを作ることができる便利アイテム♪
6. 持ち家の方には「ピクチャーレール」の設置がおすすめ!
最終的に我が家のコンクリート壁問題を解決してくれたのがピクチャーレールでした。リビングの両サイドに設置し、透明のテグスで額や時計やドライフラワーなど吊るして飾っています。レールの好きな位置に自由にフックを付けて吊るし、いつでも位置を買えることができます♪
ピクチャーレールはホームセンターやニトリ、ネットショップでも購入できますが、コンクリート壁の場合はコンクリートドリルが必要なので工務店に設置をお願いしました。
ピクチャーレールを設置したことで、インテリアをますます自由に楽しめるようになりました。コンクリート壁でなくても、壁に傷をつけたくない方にはピクチャーレールの設置はおすすめの方法です。
我が家で使っている額は、毎年家族写真を撮影してもらっているフォトスタジオ「モグカメラ」さんのものと、「monogram」さんで購入したもの。ウォールナットの落ち着いた色合いが気に入っています。
壁に飾っている家族写真は家族の歴史。ふと眺めては、「こんなに小さかったんだね〜!」「若い!」と懐かしくほほえましく思い出話に花を咲かせています。
インテリアを楽しみたいけれど、賃貸だから壁を傷付けたくない、コンクリートの壁だから穴を開けられない。そんな悩みもいろんな工夫や便利グッズで解決できます。参考にしていただけるものがあれば、ぜひぜひ試してみてくださいね♪